【Z世代の投資意識】Z世代が注目する投資商品や、投資を始めようと思ったきっかけは?
「投資」は大人の社会人、さらに裕福な人がやるもの。そのようなイメージはありませんか。 ◆【図解】「Z世代の投資意識」に関する調査結果をグラフで見る 最近は、若い世代も投資に対する関心が高まっているようです。 今回は、WeCapital株式会社による「Z世代の投資意識」に関する調査結果をもとに、〈Z世代で投資している人の割合〉や、〈投資をはじめようと思ったきっかけ〉〈投資未経験者が興味ある投資商品〉などについて見ていきます。 「新NISA」の特徴についてもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
Z世代で投資している人の割合は?
1996年~2009年生まれの「Z世代」。「投資をしている人」や「投資をしたことがある人」はどれくらいいるのでしょうか。 ●「Z世代の投資意識」に関する調査 ・調査期間:2024年1月9日(火)~2024年1月10日(水) ・調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査 ・調査人数:(1)投資経験がある方:505人/(2)投資経験がない方:505人 ・調査対象:調査回答時にZ世代(15~28歳/1996年~2009年生まれ)の方で(1)投資経験がある方/(2)投資経験がない方であると回答したモニター あなたが投資している/したことのある投資商品は何ですか? (複数回答可) ・株式投資:52.3% ・投資信託:49.1% ・新NISA:42.0% ・iDeCo:14.7% ・仮想通貨:12.3% ・債券:10.3% あなたが知っている/理解している投資商品は何ですか? (複数回答可) ・特にない:56.6% ・株式投資:26.1% ・新NISA:21.8% ・仮想通貨:18.2% ・投資信託:16.2% ・FX:15.8% 「あなたが投資している/したことのある投資商品は何ですか? (複数回答可)」 という質問に対して、「株式投資(52.3%)」と回答した方が最も多く、次いで「投資信託(49.1%)」「新NISA(42.0%)」と続きました。 株式投資は親世代からよく耳にしている印象です。なかには、「親が株主優待券を持っている」という方もいるのではないでしょうか。 新NISAとは、「少額投資非課税制度」のことです。2024年から新制度が開始され、様々な場所で聞かれるワードになっています。 「投資信託(ファンド)」とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品です。 どの投資信託にするのか自分で選ぶ必要がありますが、運用は専門家が行ってくれて、少額から投資ができるため、初心者が参加しやすい資産運用のひとつと言えるでしょう。 ●投資未経験者が投資をしていない理由 次は、投資未経験者が「投資をしていない理由」について見ていきましょう。 ・やり方がわからないから(10代/女性/福岡県) ・自由に使えるお金がないから(10代/女性/埼玉県) ・投資したお金が減ることもあるから(10代/女性/群馬県) ・いから(10代/男性/福岡県) 「そもそも資金がない」という意見もありますが、「怖い」「めんどう」などのイメージを理由に投資をしない人もいます。 大学生としてこの気持ちには共感できます。投資とギャンブルがなんとなく近い位置にあるように思い、間違えるとお金が減るのでは...とリスクについて考えてしまいます。 学生が手を出していいものなのかと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。