「拓也を見たときにびっくりして」 ソフトバンク、細川亨3軍バッテリーコーチが若手に伝える座り方 9年ぶり古巣復帰「すごくうれしい」
ソフトバンクの細川亨3軍バッテリーコーチ(44)が8日、みずほペイペイドームで新任コーチ会見に臨んだ。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 細川コーチは2010年オフにフリーエージェント権を行使して西武からソフトバンクに入団。2016年までの6年間、ソフトバンクでプレー。その後も楽天、ロッテと2球団を渡り歩き、40歳となった2020年まで現役を続けた。引退後は九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズの監督を務め、2022年から在籍するロキテクノ富山ではバッテリーコーチ兼ディフェンス担当を務めた。 細川コーチは「9年ぶりにソフトバンクホークスのユニホームを着られることをすごくうれしく感じています。コーチ業としてはまだ3年ほどですが、今まで培ったキャッチャーというところで土台をつくりあげていきたい」と話した。 「ユニホームを着るとつい熱くなっちゃうので。わいわいと元気よく明るく、やっていきたい。キャッチャーとしては座るところ。本当に基礎の基礎ですね。そういうところから教えていきたいと思います」と指導方針として第一に「座り方」を挙げた。 この点に関しては「それだけです。育成で(甲斐)拓也を見た時に本当びっくりして。まだ雁の巣でやっていた時に自分がけがで行って。拓也がスローイングの練習をしていたんですけど、育成の子だと聞いて『えっ』と思って。座り方が自分がずっと西武の時に教わってきた(ものだった)。それができたらキャッチャーって止まっているので。その止まっているところからどうやって動くかというのを拓也は自然とやっていたので。でも、他のキャッチャーはできてない子が多い。まず座り方は野手と違うので。やっぱり静から動って一番難しい。そこの座り方というのを一番先にやりたいなと思います」と話した。 (小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】
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