村上宗隆にインドやメキシコのメディアも注目「肥後のベーブ・ルース」「日本のアーロン・ジャッジが、本物のジャッジと相まみえる」と紹介
ヤクルト・村上宗隆内野手(24)は2日、現状維持の来季年俸6億円で契約更改した。来オフにポスティングシステム(入札制度)によるメジャー挑戦を球団から容認されている主砲は「日本でやる最後のシーズンになると思う」と語った。この「メジャー宣言」に、米国のみならず世界のメディアも食い付いた。 ◆ヤクルト・村上宗隆、スパイクに母への感謝のメッセージ【写真】 インドメディアのスポーツキーダは「『肥後のベーブ・ルース』と称される村上宗隆、メジャー挑戦に向けた日本で最後の25年にフォーカス」の見出しで「またも日本のビッグネームが海を渡る。村上宗隆にとって2025年は日本プロ野球で最後の年になる。弱冠24歳ながら、直近10年間の日本プロ野球選手で最も輝かしい実績を残した一人だ」とした。 具体的な実績としては、21年にMVPを獲得してヤクルトの20年ぶり日本一にも貢献し、22年は日本プロ野球記録を更新する56本塁打と、22歳で最年少の三冠王。23年はWBC準決勝のメキシコ戦でサヨナラ安打を、決勝の米国戦で同点ソロを放ち、侍ジャパンの3大会ぶり3度目の優勝に貢献したことなどを紹介した。 また、メキシコメディアのアルバットは「『日本のアーロン・ジャッジ』、アジアでの引退とメジャー挑戦時期を表明」の記事タイトルで「アジアの挑戦者が大リーグにやってくれば、本物のアーロン・ジャッジとすぐにも相まみえることになる」と、長距離砲同士の激突に期待した。
中日スポーツ