【写真特集】阪神淡路大震災20年『1.17の記録』・神戸市オープンデータから
「水」の大切さ ── ライフライン寸断で見られた光景
水・電気・ガス・水道。これら「ライフライン」が阪神淡路大震災ではことごとく寸断された。特に水は各地の水道管が破裂したため、復旧には時間がかかった。 そのため、川へポリタンクを持ってくみにいったり、各市役所などが給水車を出して、住民らに水を提供する場面も多く見られた。 当時、被災地で取材を続けた元関西テレビの桑原征平アナウンサーは「水はトイレで使うだけでも本当に大変だったんです。普段なにげなく使っていたものが使えない。多くの人が本当に辛いめにあった。しかし、最近はその大切さを忘れているのではないか。『水さんありがとう』という気持ちをもって、つかってもらいたいですね」などと話していた。 ・阪神・淡路大震災「1.17の記録」