【漫画】知らない大人から助けを求められたらどうする?子どもの良心を利用した犯罪の注意喚起が話題に「今すぐ子供達に見せます」
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、たきれいさんの漫画「助けてが嘘でも本当でも、その人から1メートルより離れて、他の大人を呼んでくれると嬉しいです。」をご紹介。 【漫画】子どもの良心につけ込んだ犯罪とは…?今すぐ教えたくなる注意喚起が話題に「純粋な心を利用するのやめてくれ」 作者であるたきれいさんが5月3日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5.3万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではたきれいさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。 ■知らない大人に声をかれられたときは… 作者であるたきれいさんは、『もしも知らない大人が「助けて」「手伝って」と言ってきたら』「わかりました。他の大人を呼んできます。」と対応するように語る。そして「困った振りで触ったり密室に誘う犯罪に注意。」と締めくくった。 本作を作者であるたきれいさんがX(旧Twitter)に投稿したところ「ちゃんとしている大人は子どもに助けを求めない」「危ない奴は多い。子供達気をつけて」「今すぐ子供達に見せます」「大人に聞くってことはどちらにしろ大事」「小さな不自然さに気をつけたい」「純粋な心を利用するのやめてくれ」などのコメントが寄せられている。 ■「情報を絞って、分かりやすく、伝えたい事が印象に残れば」作者・たきれいさんに漫画へのこだわりをインタビュー ――「助けてが嘘でも本当でも、その人から1メートルより離れて、他の大人を呼んでくれると嬉しいです。」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。 気温が温かくなると、市から不審者情報のメールが届くことが増えてきます。学校や警察などへ通報できない人もいるので、実際の事件数はもっと多いと思います。困っている人には親切にしましょうという教育は大切ですが、残念ながら人の善意につけこんだ犯罪があることにも気を付けないといけないと思います。被害にあった子どもが心に傷を負ったまま、誰にも相談できなかったり、自分を責めてしまうこともあります。 ――本作はたった2コマで分かりやすく描かれていますが、漫画やイラストを描くうえでこだわっていることがあればお教えください。 なるべく情報を絞って、分かりやすく、伝えたい事が印象に残れば良いなと思っています。 ――本作や「性の絵本」シリーズなど、人権や性教育に関する作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。 元々は自分の子どもに分かりやすい性教育の絵本を作ろうと思ったのがきっかけでした。地域柄もあるかもしれませんが、当時は性教育を扱う書籍が書店に無く、義務教育だけでは子どもたちの安全が守れないと危機感を持ちました。そして自分も勉強していく中で、性教育は人権教育にも繋がることを知り、興味が深まりました。 ――今後の展望や目標をお教えください。 子どもだけではなく、立場が弱い人は、人権が守られず理不尽な目にあっても仕方がないと思わされていることがあります。また、立場が強い人は、ほんの軽い気持ちで人権侵害をできてしまうことを知らないことがあります。そこで必要なのが教育だと思います。一人でも多くの人が人権について意識できて、自分も相手も尊重できる社会になるよう、貢献したいです。 ――読者へメッセージをお願いします。 いつもポストを見てくださり、ご感想やリクエストをいただきありがとうございます。これからも、皆様と一緒に、時に真面目に、時にふざけて、楽しいポストを目指したいです。
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