防衛相、韓国軍艦に搭乗 入港歓迎行事で緊密連携を強調
中谷元・防衛相は7日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)で韓国海軍艦の入港歓迎行事に出席し、乗艦して乗組員らと交流した。防衛省によると、日本の防衛相が韓国海軍艦に乗艦したのは初とみられる。日韓関係改善を踏まえ、安全保障分野での緊密な連携を国際社会に示す狙いがある。韓国海軍艦の日本単独入港は2018年の自衛隊機への火器管制レーダー照射問題以降初めて。 入港の韓国海軍艦は訓練中。中谷氏はあいさつで、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射に触れ、地域の厳しい安保環境に対応する必要があると指摘し「日韓の協力はこれまで以上に重要性を増している」と呼びかけた。