あなたも実は「隠れ老眼」かも?老眼疑惑を放置すると、デメリットしかありません!
老眼かな…と思いきや、他の病気が隠れていることも
老眼かな……と目の不調を感じたら、放置しない方が良いのにはもうひとつの理由があります。それは、老眼ではない他の病気が隠れている場合があるからです。 「老眼ではなく、白内障や緑内障が隠れている場合もあります。 特に緑内障は年配の方の病気と思われがちですが、20代でもなり得るのです。自覚症状に欠けるので、発見が遅れがちになる場合があります」 緑内障は日本人の失明原因の第一位で、20人に1人が緑内障にかかっていて気づいていません。早期発見が大切です。 老眼だから仕方がないと目の不調を我慢して重大な病気を見逃してしまうことがないように、目に違和感があったら眼科を受診するなど、早めに対策をしましょう。遠近両用メガネも、必要に応じて使えば目を労わることになりますよ。
【教えてくれた人】
梶原一人(かじわらかずと)医師 「眼科かじわらアイ・ケア・クリニック」院長。1959年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、臨床眼科学を学び眼科医に。現場で治せない多くの病気に直面し「根本的な治療法を考えたい」と1990年にハーバード大学に研究員として留学。在職中に世界で最も権威のある科学雑誌『ネイチャー』『サイエンス』に論文を発表。自身のYouTubeチャンネル「100年生きる!眼科チャンネル」は、登録者数27.9万人に上る。4月に監修した目のためのサプリメント『WIN VISION Premium』が発売に。
まなたろう