あなたも実は「隠れ老眼」かも?老眼疑惑を放置すると、デメリットしかありません!
老眼になりやすいのはどんな人?
よく、「目が良い人は老眼になりやすい」なんて聞きますが、本当なのでしょうか? どんな人が老眼になりやすいのか、梶原先生に伺いました。 「老眼は“こんな人がなりやすい”ということはありません。老化現象ですので、皆に訪れます。 ただ、もともと遠視気味の人は早く老眼を感じやすいということは言えます。そして、近視の人は老眼を感じるのが遅い場合が多いです」(以下「」内、梶原先生) 老眼は、加齢に伴って水晶体の弾力性が弱まり、ピントを合わせる調節力が低下し、近くのものが見えにくくなることを言います。 遠視の人は、もともと遠くにピントが合いやすく、近くにピントが合わせにくいため、老眼の症状をより早く自覚することが多いのだとか。
隠れ老眼、放っておくリスクとは
老眼は病気ではなく老化現象ならば「放っておいても別にいいのでは……?」と思う方もいるでしょう。しかし、放置することのリスクもあります。 「老眼は、目の筋肉が頑張らないと近くにピントが合わないという状態です。仕事やスマホなど、日常生活で近くを見ている場面は多いので、目の筋肉が疲れます。 疲れているのに無理をして近くを見るため、目つきが悪くなったり、前のめりになって見ることによる姿勢の悪化が、肩こりや頭痛の原因となったり、体に悪影響を及ぼす可能性があります」 老眼の症状を感じたら無理はせず、早めに対策をした方が良いのですね。
老眼の対策とは?老眼を防ぐ方法はある?
老眼にならないに越したことはありません。何か老眼を防ぐ方法はないのか?と思うものですが……。 「老眼は防ぎようがないので、諦めてメガネに早く慣れることを考えましょう。 見えにくいのを無理するよりも、遠近両用メガネなどを購入して目に優しくすることが大切です」 たとえば読書をする際に見づらいと感じるなら、遠近両用メガネを使い、目の負担をなくすこと。とにかく目を労るのがオススメなのだそう。
遠近両用メガネはクラクラしないものもある!
遠近両用メガネのユーザーによくあるお悩みとして、「度数の変化に慣れにくい」ということがあります。 まだ遠近両用メガネを使用したことのない筆者には、どのようなことなのか想像がつきにくいものです……。 そこで「眼鏡市場」の度数の差が弱いレンズ、度数の差が強いレンズの2種類を体験(※)。 まずは遠近の差が強いレンズを入れた、老眼が進行した状態を体験できるメガネを着用したところ……、 まわりを見渡すだけで、ものすごく視界がグラグラしました。着けていると酔ってしまいそうなので早々に外しました。これが「度数の変化に慣れにくい」ということなのですね。 続いて、上下の度数差の小さいレンズを着用し、初期の老眼で老眼鏡をかけた状態を体験。すると……、 これは驚き!とても快適にものが見られました! 遠用と近用の度数の違いをほとんど感じませんでした。 このように、老眼が進み度数の差が大きくなるほどに、度数の変化によって視界が歪んだりするのですね。老眼鏡の必要性を感じました。 「眼鏡市場」が開発したオーダーメイド設計の遠近両用レンズ「新ストレスフリー遠近」は、視野を広く歪みを少なくし、遠近両用の度数の差によるストレスを緩和したそうです。これから初めて遠近両用を購入される方は「新ストレスフリー遠近」を検討してみるのもよさそうですね。 ※上下の度数差の大きいレンズ:老眼が進んで、老眼の度数が強くなった状態 / 上下の度数差の小さいレンズ:老眼初期の段階で遠近両用メガネをかけ始めた状態