角田裕毅、サンパウロGP予選直後にピット入口の白線をまたいでパルクフェルメへ「…間違えました」P3からあわや失格の危機!?|WEDNESDAY F1 TIME
そのシーンについて番組MCのサッシャ氏から“これ、間違えました?”と聞かれると角田は正直に「間違えました」と白状している。 「最初は無線で“コース上に行け”って聞こえたような気がした。でもコース上は誰もいなかった」 「誰もいないし全然違う!と思って。もうフルブレーキして、4輪フルロックしてコントロールを乱したくらい。間に合ってよかったです」 決勝レースでこの白線またぎをするとスチュワードにより5秒加算となるが、予選セッション終了後ということもあり、これについてはお咎め無しで角田は予選3番手のまま。
もしそのまま直進してもう1周するようなことがあった場合、規定値の分量である燃料を抜き取れず、燃料規定違反で予選失格という可能性も。 過去にはセバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタスなどが実際に燃料不足で予選失格となり、決勝での参加が認められて最後尾からレーススタートするというケースもあった。 それだけに角田にとってはキャリア最高の予選3番グリッドを失いかねない、危機一髪のワンシーンだったと言えるのかもしれない。