レプリカではないインパル【1】常勝軍団を牽引したカルソニックブルーのR
【BNR32 カルソニック スカイライン vol.1】 レースへの参戦を前提に開発され、 勝つことを使命に送り出されたR32 GT-R。 >> 【画像11枚】クローズドコース専用マシンのためナンバーの取得はもちろんできないが、エンジン自体の調子はすこぶるいいそうだ。ジャングルジムのようなロールケージも、実際のグループAマシンと同様。センタートンネル脇にある金属製の丸い筒のようなものは、消火システムのタンク。トランクの中をのぞけば、完全にグループAマシンと同じ作り。大型の安全燃料タンクが鎮座し、その上には燃料ポンプが配置されている 1990年にグループAレースに投入されると、圧倒的なパワーを誇るRB26DETT型と、それを確実に路面に伝えるアテーサE-TSによって、国内外のライバルたちを寄せ付けない速さを披露。 そのため1クラス (2501㏄以上)は、GT-R一色に 染まった。そして、4年間参戦したレースで29戦29勝という完全勝利を達成したわけだが、そのうち15勝という強さを誇ったのがカルソニック・スカイラインだった。 90年にデビューしたカルソニック・スカイラインは、星野一義/鈴木利男 というコンビで参戦。6戦中5勝という圧倒的な速さでチャンピオンを獲得。 92年からは、星野のパートナーに影山正彦を抜擢した。
Nosweb 編集部