WWEが開催される両国国技館と、国技館前にある隅田川花火大会の案内図

　7月27日、東京・両国国技館にて『WWE SuperShow Summer Tour』が開催される。 　かつてWWEは年に1度のペースで日本公演を行っていたが、新型コロナ禍の影響からWWE Japanが解散したこともあり長らく開催されてこなかった。 　しかし、ABEMAが2023年10月からWWEの国内独占放送を開始しWWEと日本は再び急接近。中邑真輔、AJスタイルズ、イヨ・スカイ（紫雷イオ）といったスーパースターたちが日本の団体に出場するなど交流が活性化している。 　今回は5年ぶりのWWE日本公演。25日の大阪大会に始まり、26日＆27日には東京大会が両国国技館にて二夜連続で開催される事となった。 　チケット前売り完売の27日は、隅田川花火大会と同日に。 　隅田川花火大会は例年100万人ほどが来場する関東随一の花火大会であり、日本国内でもトップクラスの来場者数を誇る。近隣は人で溢れ、携帯の電波も繋がりにくくなるため事前に注意喚起がされている。エリアによっては前日から歩行者通行禁止となり、当日も16:30から車両通行禁止区域が発生する。 　当然WWEの会場となる両国国技館近隣は様々な規制がかかり、第2会場の最寄駅が両国駅と浅草橋駅となっているため、車で会場に来ようとすれば大渋滞、よしんば近隣の駐車場に駐められたとしても帰りに車を出すことができずに苦労する様が目に浮かぶ。 　花火大会の終了予定時刻は20:30を予定しており、17:00開演のWWEが3時間で終了した場合20:00に国技館を出ることとなるが、その場合国技館の前の道路は人でごった返しており、駅のホームまで長蛇の列になることが予想される。 　これが終了時刻まで同じになってしまった場合、国技館から両国駅まで徒歩2分の距離が1時間待ちになる可能性も否めない。 　早めに帰宅したいWWEユニバースの皆さんは、20:30の花火終了より前に電車に乗る事を心がけるか、もし長蛇の列になった場合は一駅歩いて錦糸町から帰ることをおすすめしたい。しかし錦糸町も半蔵門線は押上から帰って来る花火客で電車内が満員になっている事が想定されるため、秋葉原まで歩いたほうが早いという瞬間もあるだろう。 　WWEは連日大歓声で沸いており、ユニバースたちが楽しい思い出のまま無事家に帰れることを祈りたい。