サッカー日本代表MF遠藤航、今冬でリバプール退団を希望と現地が報じる。ACミランら複数クラブが獲得に関心【海外の反応】
リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今冬でクラブを退団して新天地に活躍の場を移す可能性があるようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間10日に、遠藤が退団を希望していること、複数のクラブが獲得に関心を示していることについて報じている。 【写真】リバプール、高額年俸ランキング アルネ・スロット監督がチームの指揮をとるようになってから、遠藤の序列は下がり今季はベンチからのスタートが続いている。ここまでリーグ戦5試合、UEFAチャンピオンズリーグは2試合、EFL杯には2試合出場しており、プレー時間は合計約163分だ。 同メディアは、「リバプールMF遠藤航は、同クラブで定期的に試合に出場するのに苦労しており、状況が劇的に変わらない限り退団する可能性がある」と前置きし、「欧州のトップクラブはリバプールでの彼の状況を注視しており、今後数ヶ月以内に退団の道筋を提示する準備を整えている可能性がある」と、複数のクラブが今冬にも遠藤獲得に関心を示していると報じていた。 また遠藤の現状について、「昨夏にプレミアリーグに移籍して以来、まずまずの活躍を見せている。彼はチームで役立つ選手であることを証明したが、キャリアのこの段階ではもっと頻繁にプレーすることを望んでいるだろう。リバプールが彼にその機会を与えることはおそらく不可能だ」と述べつつ、セリエA・ACミランが獲得に関心を示している筆頭クラブだと伝えている。 「ACミランは、その多才さとフィールドでのパフォーマンスから遠藤に興味を示している。イタリアのクラブは、彼のスキルがチームに大きな価値をもたらすと確信している。彼は妥当な価格で獲得できる可能性が高く、ミランの中盤にとって質の高い補強となる可能性がある」 そして、「遠藤はスロット監督の計画の重要な部分ではないようで、他のクラブに移籍する可能性が高まっている」と言葉を続け、「リバプールは遠藤獲得のための1500万~1800万ユーロ(約24~28億円)程度の移籍オファーを受け入れる可能性がある」と、移籍金次第では放出を容認すると指摘している。なお遠藤に関心を示しているクラブはミランの他に、スコットランドのセルティック、プレミアリーグのフラム、ウォルバーハンプトン、イプスウィッチなどの名前もあがっていた。
フットボールチャンネル編集部