義母の”手土産”はいつも人気の洋菓子。「甘い物が苦手」と正直に伝えてもよいのでしょうか?
手土産やお土産としてよく選ばれるスイーツですが、中には甘い物が苦手な人もいるでしょう。苦手な物や好みではない物、趣味に合わない物を人からもらった場合、どうすればよいのか分からず、困った経験がある方もいるかもしれません。 今回は、自分は甘い物が苦手なのに義母がスイーツを買ってくる場合、正直に伝えるべきなのかどうかについてまとめました。
好みではないプレゼントをもらったことがある人は99%!
株式会社クオーレの運営する買取専門店ウリエルが実施した2021年のアンケートによると、「自分の好みではないプレゼントをもらった経験があるか」という質問に対し、「ある」と答えた人は全体の99%にのぼりました。多くの人が、もらっても自分には合わない、あるいは好きではない物をもらった経験があると推測できます。 今回のケースでは、相手が義母ということもあり、正直に伝えてしまってよいのか悩むこともあるでしょう。伝え方によっては関係がこじれてしまう可能性も否定できません。
好みではない物をもらった場合の対処法
同アンケートでは、好みではないプレゼントをもらった場合、売った経験があるかという質問もありました。それに対して、実に77%の人が「売った経験がある」と回答をしています。 しかし、今回はスイーツ、つまり食べ物であるため、一般的なプレゼントのようにフリーマーケットサイトやリサイクルショップに売ることはできません。 もし何も言わないままもらってしまうと、今後も義母は喜んでいると思いスイーツを買ってきてしまうでしょう。そこで、義母がスイーツを買ってこないようにうまく伝える方法を考えなくてはなりません。 ■伝え方に注意しながら正直に言う 義母がスイーツを買ってくる行為は、愛情表現のひとつであると考えられます。そのため、義母の気持ちを尊重しつつも「スイーツが好きではない」ことを伝えることが大切です。 まずは、義母がスイーツを買ってきてくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。「いつも気にかけてくれて、ありがとうございます」「お気持ちはとてもうれしいです」などのように、ご厚意に感謝を示します。併せて「実は甘い物が苦手で、普段はあまり食べないんです」など、自分の好みを正直に伝えてみましょう。 せっかく、お金をかけて買ってきてくれた物が無駄になってしまうのは、渡す側にとっても、もらう側としても残念です。そのため、あらかじめ甘い物が苦手なことを伝え「実は甘い物より○○が好きなんです」など、義母も一緒に楽しめる物をリクエストしておくと、お金も無駄にならず関係も悪くならないでしょう。 そのほか、自分の体質や体調を理由にして伝えてみるのもよい方法です。例えば「甘い物を食べると体調が悪くなるので控えています」または「健康診断で血糖値が高いと言われたので甘い物を控えています」などと言うと、納得してもらいやすいでしょう。 ■一旦受け取り、必要としている人に渡す とりあえず受け取り、その後に対処することもできます。 例えば「ありがとうございます。少しだけいただきます」と言って少し自分で食べ、残りは家族や友人に渡す方法です。または「家族や友人に甘い物が好きな人がいるため、おすそ分けします」と言うのもよいかもしれません。 この場合も、買ってきてくれたことに対して、感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。