真冬の初茶摘み、「日本一早い」福寿園CHA遊学パークで
「日本一早い」と銘打った新春恒例の初茶摘みが6日、福寿園CHA遊学パーク内温室茶園(京都府木津川市)で行われた。研究員らが新茶約3キロを手で摘んだ。
「鳳春(ほうしゅん)」「ごこう」の2品種約400本を水耕栽培している。昨年11月から夜に蛍光灯をつけ、暖房を入れるなどして生育を促していた。
福井正興社長らが新芽を摘んだ後、白衣姿の研究員約20人が次々と新芽を籠に入れていった。生葉は早速、同社宇治茶工房(宇治市)で手もみ製茶された。
茶園管理チーム長の森崎領さんは「今回は鳳春をメインに栽培したが、冬場の日照時間も長く、順調に育っている」と話した。