ニッポン放送開局70周年特別番組、17時間の放送が終了!
■20時~22時 『三宅裕司のヤングパラダイス』
17時間におよぶ開局特番のラストを飾るのは『三宅裕司のヤングパラダイス』。1984年2月6日から1990年3月29日に放送され、中高生を中心に絶大な人気を獲得した伝説のラジオ番組『ヤンパラ』が令和に復活を果たした。 「どぉも~三宅裕司です!」とお馴染みの挨拶からスタートしたのだが、「昔はもっとハツラツに挨拶していたのになぁ~」「あの頃の『ヤンパラ』リスナーも、今じゃいいお父さん、お母さんじゃない?」と歴史を感じさせるコメントをする三宅。さらに、「『ヤンパラフル』というラーメンを売り出したら、新宿アルタ前に予想以上に人が集まりすぎちゃって。警察に謝りに行った…」「『ヒランヤの謎』という企画で都内某所に隠した『ヒランヤの宝』を探そうとして、飛鳥山公園の溝のフタをはがしちゃって事務所に謝りに行った…」など、今では考えられないやりたい放題の時代の放送であったことを振り返った。 「恐怖のヤッちゃん」「水戸様の怒り」「不気味なチュー太郎」、「ドカンクイズ」に「新早口言葉ベロダス」など『ヤンパラ』リスナーお馴染みの懐かしの企画も次々に復活。リスナーと交流・対決するコーナーが多く、今回もリスナーと電話を繋いでいきながら「『ヤンパラ』聴いていた?」「覚えているコーナーある?」など、懐かしい思い出話にも花を咲かせたほか、『ヤンパラ』内でオンエアしていたアイドルたちの番組の楽曲も交え、音楽からもあの時代を懐かしむ事が出来るラインナップで放送。 最後は、ヤンパラのテーマ曲にもなった阿部恭宏の「カフェ・フラミンゴ」に乗せてお別れ。「2時間あっという間でした。思い出すと、色んなことが浮かんできます。ニッポン放送は70周年ですが、私、三宅裕司もマイク生活40周年を迎えます。その周年を記念した本も準備しているので、楽しみにしてください!」と語り、『ニッポン放送開局70周年特別番組 笑顔にナーレ!』を締めくくった。 なお、ニッポン放送では7月13日(土)からの3日間、「有楽町・笑顔にナーレ!ステーション」と題した特別企画を実施。15日(月)の17時間の大型特別番組をはじめ、3日間ニッポン放送イマジンスタジオでは公開生放送や公開収録、イベントを行い、JR有楽町駅前広場でも「有楽町 笑顔パーク」を開催、アーティストによるライブやお笑い芸人によるステージを繰り広げ、有楽町一帯を『笑顔あふれる街』として盛り上げた。 さらに、この3日間、長きにわたりニッポン放送でパーソナリティを務め、現在も月に一度の「オールナイトニッポンGOLD」のパーソナリティを務める松任谷由実が開局70周年を記念して書き下ろしたテーマソング「LET’S GET IT STARTED!」が各番組でオンエアされ、開局記念日を彩った。