ニッポン放送開局70周年特別番組、17時間の放送が終了!
■13時~15時 『のってけゴールデンズーム』
13時からは『のってけラジオ』のテリー伊藤、『噂のゴールデンアワー』の笑福亭鶴光、『ズーム そこまで言うか!』の辛坊治郎という、ニッポン放送70年の歴史をヒヤヒヤさせてきた3人による、1回限り2時間の公開生放送『のってけゴールデンズーム』。3人とも「この3人が集まることなんて、なかなかないですよ!」と発言するほど珍しい組み合わせとなり、鶴光が「政治(について語る番組)ちゃいますよ!」と念のため否定。辛坊に至っては「僕にとっては雲の上の2人。まさか一緒にやれるとは」と恐縮しきりでイマジンスタジオでの番組がスタートした。 途中、鶴光がJR有楽町駅前広場にて行われている「有楽町 笑顔パーク」に移動し、現場の様子をレポートするコーナーも。その鶴光が戻り、さらに田中美和子を加えて「放送の未来」をテーマにトーク。辛坊が「テレビは何もしゃべらずニコニコしてても何とかなるけど、ラジオは違う」と言うと、大学で「テレビとラジオの違い」を研究していたテリーが「それは視覚と聴覚の違い」だと解説。「テレビでは“この人老けたな”“服が変だな”などのマイナスイメージが30%ほど入るが、ラジオは90%が好意的イメージ。スポンサーはラジオに付いた方がいい!」とアピールした。ラジオを通じての商品購入の返品率が低いという話から「鶴光はラジオで何を売ればいいか?」という話になり、「バスツアーはどうだ?」「熱海秘宝館巡りは?」など脱線しつつ盛り上がっていた。
■15時~17時 『タモリセッション2024』
15時からは『タモリセッション2024』を放送。タモリは「周年しか呼ばれない“周年のプロ”」「ニッポン放送はいつもタイトルが長い」とぼやきながらタイトルコール。『タモリ“セッション”』ということで音楽にスポットを当てたこの番組では、『タモリのオールナイトニッポン』で1981年にアルトサックス奏者のリッチー・コールとセッションした音源や1976年12月29日に六本木「WHO」からの4時間の生放送の際に披露された「ソバヤ」など、秘蔵音源がオンエアされたほか、民放随一、20万枚の保有数を誇るニッポン放送のレコード室を訪れ、タモリが「今、レコードで聴きたい名盤」をセレクト、実際にレコードプレーヤーで聴きながら想い出を語る場面も。 後半にはゲストにジャズピアニスト・山下洋輔が登場、2人の出会いから“タモリ”と呼ばれるようになったきっかけ、タモリを東京に呼び出した際のエピソードなどが明かされた。 70周年の今年4月に入社したニッポン放送の新入社員のアンケートを紹介するなかで、「“周年”も“ラジオ”も意味がない!意味からの解放!音楽は意味がないからいい」といった発言も飛び出すなど、タモリ節も炸裂した。