北海道 明日2日は台風17号と寒冷前線の影響で雨が降る 雨の降り方が強まる所も
明日2日は根室方面を中心に雨が強まって、車の運転などの際に視界が悪くなることがありそうです。通勤・通学の時間帯に雨のピークとなる可能性があるため、注意が必要です。その他の地域でも、日中は広く雨が降るでしょう。一時的に雨脚の強まることがありそうです。
台風17号は温帯低気圧に変わって北海道の東へ
北海道付近は、南からの暖かく湿った空気の流れ込みにより、今日1日の夜から道東などで雨が降り出すでしょう。今夜降る雨の降り方は弱い見込みです。 明日2日は台風17号が三陸沖を北上するでしょう。正午までには温帯低気圧に変わりますが、北海道の近くを通過するため、伴う雨雲が根室付近にかかる見込みです。雨のピークは明け方から朝のため、通勤や通学の時間に車の運転などで視界が悪くなる恐れがあります。傘で視界が狭くなったり、水たまりで足元が悪くなる可能性もあるため、ドライバー、歩行者ともに注意が必要です。
日中は前線が通過 道北・道央・道南も雨に
北海道付近は、西からは前線が近づいており、明日日中にかけてこの前線が通過する見込みです。 前線通過に伴って、道北や道央、道南でも雨が降るでしょう。朝には西から雨が降り出し、日中にかけて広く雨となりそうです。前線の活動はそれほど活発ではないため、大雨とはならない見込みですが、一時的に雨脚の強まる恐れがあります。外出の際は雨具が必要です。 明日の午前中は南から流れ込む暖かい空気の影響で平年より気温が高めとなりますが、前線の西側では上空に寒気があるため、午後は気温の下がり方が大きくなるでしょう。風も強まるため、朝出かける際は一枚羽織る物を持つと安心です。
日本気象協会 北海道支社 鎌田 隆則