フォーエバーヤング（左）とウシュバテソーロ

　米国競馬の祭典「ブリーダーズカップ」開催が来週末に迫り、BCクラシック（G1、ダート2000メートル、11月2日）に挑むフォーエバーヤング（牡3、矢作）、ウシュバテソーロ（牡7、高木）、デルマソトガケ（牡4、音無）が24日、舞台となるデルマー競馬場のダートコースで最初の調整を行った。 　地元米国の「デイリーレーシングフォーム」電子版はBCクラシックに挑む3頭だけでなく、その他の競走に出走予定の日本馬の馬場入りも伝え、「このイベントのために集まった19頭の大規模な日本馬の集団が初めて目撃されました。ほとんど、あるいは全部の馬が今朝、検疫から解放されて、こちらの馬場で最初の感触をつかみました」と報じた。同紙は「クラシックの有力候補であるフォーエバーヤングとウシュバテソーロは午前9時少し前に、トラックに登場した最初の日本馬たち。そのすぐ後に、もう1頭のクラシックの候補デルマソトガケが加わった」と紹介している。 　BC各競走の予備登録馬は23日に主催者が発表しており、BCクラシックに出走予定の日本調教馬3頭はいずれも出走可能（フルゲート14頭）。今年は史上最多の3頭がダートの世界最高峰に挑む。