「忘れ物をしない子ども」に育つ家の特徴。一級建築士ママがやっている収納術とは
こんにちは。一級建築士として住宅に関するお仕事をしながら、7歳娘と4歳息子を子育て中のともです。 【実際の収納画像を見る】建築士ならではのアイデア満載!夫婦で“重要文書”を共有する意外な方法とは? わが家の長女は今年の4月から小学校に入学し、このたび初めての夏休みがスタートしました! 夏休みに入り早速やったことは、学用品の見直しと整理整頓です。というのも、入学してから学校のプリントの多さと管理の難しさを痛感し地味にストレスを感じていたからです。 また、子ども自身で学校の準備をすることが難しく、何回か忘れ物もしてしまいました。そこで思ったのは、「忘れ物を防ぐ学用品収納のシステム化」ができていなかったこと。親として反省しました……。 新学期に同じことを繰り返さないためにも、夏休み中に子どもと一緒に学用品を整理し、システム化をさせることを決意。1学期間の生活を振り返りながら、わが子にあったシステム化を考えることにしました。
ランドセル置き場は「無理のない定位置」に
皆さんのお宅では、どこにランドセルを置いていますか? わが家で入学前に想定していた位置は「棚の上」でした。しかし、実際に学校生活が始まってみると、ランドセルが重くて棚の上に置くことが厳しい娘。帰宅しヘトヘトな状態の娘は、棚に置くことなく常に床に放り投げていました。 棚に置く習慣をつけることも一つの考えではありました、そこは無理をせず、わが家は当面の間「床置き」することに。 そこで使ったのが「かご」です。定位置を決めるためにテーブル横にかごを配置。毎日色んな場所で転がっていたランドセルへのストレスを軽減するために、まずは置き場を決めるということを優先しました。そのおかげで、子どもも「かご」という定位置に置いてくれるようになりました。 お子さんの性格や年齢、家の間取りによっても置き場所の正解は違います。帰宅した後のお子さんの様子を振り返ってみて、最適なランドセル置き場を考えてあげることがポイントです。わが家も娘の様子を見ながら、いずれは棚の上に置く習慣を身に着けさせていこうと思います。