ホンダ、電動過給機付き新型V型3気筒エンジンをミラノショーで発表。二輪車では世界初の試み
11月5日、ホンダはイタリア・ミラノで11月7~10日に開催されるEICMA 2024(ミラノショー)で二輪車として世界で初となる『電動過給機』を搭載したV型3気筒エンジンを新たに開発し、そのコンセプトモデルを初公開した。 【写真】ホンダがEICMA 2024で発表した電動過給機付きV型3気筒エンジン EICMA 2024が今年も開催され、プレスデーとなった11月5~6日には多くのメーカーが新型モデルなどを発表している。そんななかホンダは、新規開発中の大型二輪車を想定した水冷75度Ⅴ型3気筒エンジンを発表した。内燃機関領域での新たなチャレンジとして位置づけられ、ユーザーがモーターサイクルを操る楽しさ、所有する喜びをより一層体感できるように開発が行われている。 水冷75度Ⅴ型3気筒エンジンはスリム&コンパクトを追求し、二輪車としては世界初の電動過給機を採用。エンジン回転数に関わらず任意に過給をコントロールすることで、低回転からハイ・レスポンスなトルクデザインを実現した。インタークーラーを必要としない設計を行う事で軽量化にも貢献している。 ホンダのFUNモデルへの適用を予定しており、量産化に向けて引き続き開発を行っていくとのこと。今後どのような形で実用化されていくのか、気になるところだ。 [オートスポーツweb 2024年11月05日]