新ドライバーで「距離が10~15yd伸びた。自信が戻った」 イ・ミニョンの優勝ギア
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日(20日)◇マスターズGC(兵庫)◇6506yd(パー72)◇曇り(観衆5559人) 【画像】大嫌いな筋トレも…24時間ジムに入会 日本ツアー参戦8年目のイ・ミニョン(韓国)が2022年「北海道meijiカップ」以来約2年2カ月ぶりの通算7勝目を挙げた。 3日目までから一転、強風が吹き、冷え込んだコースで2人の首位タイから出て、4バーディ、3ボギーの「71」をマーク。通算14アンダーで後続を1打差で振り切った。竹田麗央、山下美夢有ら20代前半の台頭が目覚ましい国内ツアーにあって、32歳の優勝はツアーメンバーとして今季初の30代Vとなった。 夏場から飛距離の落ち込みに悩み、大嫌いな筋トレを始めたことに加え、前週「富士通レディース」でタイトリストの新ドライバー「GT3」を投入した。 「方向性がいいし、飛距離が10~15ydぐらい伸びました」という。ツアー屈指のパワーフェードが持ち味だったこともあり「やっぱり、まずドライバーがちゃんとしたら、プレー全体が安定するじゃないですか。だから、自信が戻ってきた感じです」とスイッチの効果を説明。今大会のドライビングディスタンス(4日間通算)は251ydの14位だった。 また、アイアンのシャフトも前週から10g軽くし、夏場を経て疲れた体に優しいセッティングを心がけていた。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト GT3(9度) シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1Kシリーズ(50g、硬さS) グリップ:ゴルフプライド MCC FW:タイトリストTSR3フェアウェイメタル (3番15度、5番18度) シャフト:TENSEI Pro Blue 1Kシリーズ(50g、硬さX) UT:タイトリスト TSR3ユーティリティメタル(4番21度) シャフト:TENSEI Pro Blue CKシリーズ(70g、硬さR) アイアン:タイトリスト T200ユーティリティアイアン(4I)タイトリスト T150(5I~PW) シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH (硬さR) ウェッジ:タイトリスト ボーケイSM10(52度、58度) シャフト:NSプロ 850GH(硬さR) パター:テーラーメイド スパイダーツアーX ボール:タイトリスト プロV1