親の介護で仕事を諦めない! 給料の「6割」が支給されるのに、利用率がたった「1割」の介護休業制度とは
介護休業制度は条件を満たせば、最大93日間、給料の67%を受け取れる制度
介護休業制度は、家族が要介護状態になった場合に利用できる制度です。対象範囲内の家族が、2週間以上要介護状態が続くようであれば、最大93日間、給料の67%を受け取れるとされています。この制度を利用すると、介護が必要な際にも休業しやすくなる可能性があります。 しかし、実際に介護休業制度を利用できている人の割合は、11.6%にとどまっているようです。そのため、決して利用者の多い制度とはいえません。介護が必要な家族がいる場合や、今後必要になりそう場合は、制度についての理解を深め、自分や配偶者の負担を減らすために活用を検討するとよいでしょう。 出典 厚生労働省 「介護休業」を活用し、仕事と介護を両立できる体制を整えましょう。 日本総合研究所 企業は従業員の介護の実態把握を ―仕事と介護の両立支援の土台として― 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部