韓国ロッテの「ベリーコム」、渋谷とソウルでIPビジネスを同時展開
【08月31日 KOREA WAVE】韓国ロッテグループの代表キャラクター「ベリーコム」が、日本と韓国で同時に存在感を示している。ロッテグループのシン・ドンビン(辛東彬、重光昭夫)会長が知的財産権(IP)ビジネスの重要性を強調する中、ロッテホームショッピングは「ベリーコム」の人気を国際的に拡大している。 日本のロッテホールディングスは来月2日まで西武百貨店渋谷店で「ベリーコム」のポップアップストアを展開している。加えて、ロッテホームショッピングはソウル・南山(ナムサン)にあるソウルタワーで、同キャラクターの大規模展示を進めている。 ロッテホールディングスは今回のポップアップストアのオープンを記念して、新ガールズグループ「MADEIN(メイディン)」のマシロをアンバサダーに起用し、日本オリジナル商品に加え、マシロとのコラボレーションによる限定グッズも発売する。 来月3日にデビューを控えたMADEINは、グループ「Kep1er(ケプラー)」で活動したマシロとイェソ、グループ「LIMELIGHT(ライムライト)」で活動したミユ、スヘ、カウン、日本のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」に参加したセリナとナゴミの計7人で構成されている。 西武ポップアップストアでは、ベリーコムのぬいぐるみをはじめ、さまざまな素材のキーチェーン、トートバッグ、Tシャツ、バッジなどが販売されている。 韓国では、ソウルタワーで10メートルの巨大なベリーコムが展示され、イベントスペースには写真撮影用のベリーコム像も設置されている。また、クッションやスリッパなどの限定コラボ商品が販売されており、ファンたちはポップアップストアで多彩なベリーコムグッズを手に入れることができる。 ベリーコムは、昨年10月にタイのライフスタイル企業TACCとライセンス契約を締結し、海外進出を果たした。現在、アジア諸国や中東、ヨーロッパまでマスターライセンス契約を拡大する計画が進行中で、今後も国際的な知名度を高めていく。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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