神奈川県・黒岩知事が定例会見5月12日(全文2)罰則も含めた規定がないと
PCR検査可能件数はどれくらい増えるのか
日本経済新聞:幹事社の日経新聞の【ウエハラ 00:31:37】です。先ほどのPCR集合検査場についてなんですけれども、17カ所に設置するということなのですが、これによってPCRの実施可能件数はどのくらいに増えるんでしょうか。 黒岩:これは今がだいたい200から300ぐらいですね。これが600から700件、1日ですね。600から700件程度になるといったことが見込まれています。 日本経済新聞:分かりました。加えて、足元の新規感染者数の推移なんですけれども、最近10人前後の数が多いと思います。きのうも7人でした。最近、感染者が減っている、これについての受け止めもお願いします。 黒岩:これは2週間前の皆さんの行動といったものが表れているのかなというふうに受け止めていますけれども。ですからゴールデンウィークに入るといった辺りに、しっかり皆さんに対して、外出自粛ということを強く呼び掛けたと。それについて、皆さんが本当に我慢していただいて応じてくださったといったことの成果が上がっているのかなというふうに思っています。 ただ、さっきも申し上げましたが、全然油断できないというふうに思っています。海外の例を見ても、もうこれで収まったのかなと思ったらあっという間に感染爆発といったこと。この間テレビで、どこでしたかね。シンガポールでしたかね。の例なんかもやっておりましたけども、世界のモデルなんて言っていたものがあっという間に感染爆発と、そんなことがありますから、ここから先、本当に慎重にやっていかなきゃいけないんだというふうに思っています。 われわれはもう神奈川モデルを作ったときからそうですけども、やはり最悪の事態っていったものをいつもいつも想定しながら先に先にやってきたわけでありまして、今せっかくそこまでやってきて抑え込んでる流れの中で、これまでの皆さんと共にやってきた努力っていうものを水泡に帰すわけにいかないということで、しっかりとその辺りは慎重に見極めていきたいというふうに思っています。