U-23日本代表、U-23イスラエル戦予想スタメン全選手紹介。大幅ターンオーバーも【パリ五輪】
U-23日本代表は現地時間30日、パリ五輪(パリオリンピック)2024のグループリーグ最終節でU-23イスラエル代表と対戦する。すでに準々決勝進出を決めている日本には、大幅なターンオーバーが見込まれている。それを踏まえ、先発メンバーを予想する。 【画像】U-23日本代表、U-23イスラエル戦の予想フォーメーションはこちら
GK:野澤大志ブランドン 生年月日:2002年12月25日(21歳) 所属クラブ:FC東京 23/24リーグ戦成績:13試合11失点 出場機会こそなかったが、野澤大志ブランドンは今年1月に行われたAFC アジアカップ カタール 2023にも帯同し、フル代表の一員として戦った経験を持つ。FC東京でも今季はリーグ出場試合数ですでに昨季を超えており、場数は十分に踏めていると言って良いだろう。 193㎝の体躯を活かしたハイボール処理はリーグでも上位の数字を誇り、セーブ力でも高いクオリティを見せている。データサイト『Sofascore』によると、野澤は今季リーグ戦10試合以上に出場したGKの中で「90分あたりのセーブ数」において3位の数字を記録している。 イスラエルの10番オスカー・グルーク(RBザルツブルク)は、左サイドに流れながら両足でゴールを狙ってくる。その上この選手はボックスの外からもシュートを打ってくるため、対応するためには高い集中力とセービング技術が必要だ。野澤の持っている能力はまさに、優れたアタッカーを止めるために必要である。
DF:鈴木海音 生年月日:2002年8月25日(21歳) 所属クラブ:ジュビロ磐田 2024リーグ戦成績:16試合0得点 今季のジュビロ磐田において、21歳の鈴木海音は守備陣を牽引する活躍を見せている。特に6月16日のFC東京戦では相方のリカルド・グラッサと共に高い能力を示した。データサイト『FotMob』によると、この試合における鈴木のインターセプトは「3」、タックルは5回中4回成功させ、地上戦での強さを知らしめた。 イスラエルのFWドル・テルグマンは186cmの長身で、182㎝の鈴木はやや分が悪いかもしれない。その点は、空中戦に強い木村誠二とのコンビネーションで解決できるだろう。 FC東京戦に限らず、インターセプトとタックルの精度は鈴木の大きな武器である。「守備からのショートカウンター」という大岩剛監督のチーム戦術を考えると、その特長はポジティブな影響を与えるはずだろう。