U-23日本代表、U-23イスラエル戦予想スタメン全選手紹介。大幅ターンオーバーも【パリ五輪】
DF:木村誠二 生年月日:2001年8月24日(22歳) 所属クラブ:サガン鳥栖 2024リーグ戦成績:13試合0得点 27日のU-23マリ代表戦で出番がなかった木村誠二は、イスラエルとの一戦でスタメンに戻って来る可能性が高い。データサイト『FotMob』を参照すると、このチームにおける木村の役割ははっきりしている。 それは後方からのパスの配給だ。24日のU-23パラグアイ代表戦でタッチ数とパスの成功本数で3桁を超えたのは、両チームを通じて木村だけである。加えて、同選手は空中戦でも強さを見せ、パラグアイ戦では空中戦で4回中3回勝利している。 今大会では期待されたプレーを見せられていないが、イスラエルのFWドル・テルグマンはA代表でも出場経験のある選手だ。186cmと高さもあり、木村は難しい対応を迫られるだろう。それでも、日本のディフェンスリーダーは互角以上の戦いを見せてくれるはずだ。
SB:内野貴史 2001年3月7日(23歳) 所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:16試合1得点 半田陸が負傷離脱したことにより、急遽バックアップメンバーとして招集された内野貴史。同選手は所属元のデュッセルドルフ、U-23日本代表で左右のポジションを任されており、高い技術力を備えたサイドバックだ。 内野はAFC U-23アジアカップ カタール2024のU-23韓国代表戦でゲームキャプテンを務めており、試合をコントロールすることにも期待がかかる。イスラエルの左サイドには10番を背負うオスカー・グルークが名を連ねるだろう。RBザルツブルクでも主力として活躍する実力者だが、内野の戦術理解と対応力であれば、難しい局面にも対処できるはずだ。 招集された当初、内野は「どんな形でも自分はチームのために何か力になれることをしていけたらなと思う」と語っていた。イスラエル戦も含め、ゲームメイクできるサイドバックの存在は重要だ。