広島から大迫&佐々木がベストイレブンに選出 佐々木は35歳で初受賞「頑張ってきて良かったな」
Jリーグは10日、年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を神奈川・横浜アリーナで開催し、リーグ2位の広島からはGK大迫敬介(25)とDF佐々木翔(35)がベストイレブンに選出された。 佐々木は主将として36試合に出場し、チームをけん引した。35歳でのベストイレブン初選出となり、「この歳になってこの賞をいただけるとは思ってなかったので、頑張ってきて良かったなと。素直にうれしいと思います」と喜びを口にした。 今季は新スタジアム元年。広島はサッカー熱の高まりを見せていた中、チームは最終節で敗戦して2位という結果に終わり、「まず結果としては非常に悔しいですし、新スタジアムの1年目から優勝できるのが1番僕らにとっては素晴らしいストーリーだったので、そこが達成できなかったのは残念です」と悔しさもにじませた。 大迫は今季のリーグ全試合にフル出場し、守護神としてゴール前に君臨した。しかし、大迫自身に満足感はなく、「個人的には今年の自分のパフォーマンスに関しては全然満足してないので、複雑な気持ちではありますけど、現実こうやって票をいただいて、受賞できたのはうれしく思います」と心境を明かした。 日本代表にもコンスタントに選出されており、クラブでのプレーが代表での守護神争いにも影響する。来季に向けては「個人的にはMVPって賞をいただけるように1年間通して今年以上のパフォーマンスを出したいです。そこが日本代表にもつながってくると思うので、来年こそは今年以上のパフォーマンスを発揮したいと思います」と締めくくった。