【パリ五輪】マダガスカルやモルディブ、ルクセンブルクなど 自国史上初の五輪卓球選手を紹介
7月27日から開幕するパリ五輪の卓球競技には、男女合わせて172名の選手が出場する。今回は、その172名の中から、自国初の五輪卓球選手となった選手を紹介する。 アフリカ大陸予選会からは、21歳のファビオ・ラコトアリマナナ(マダガスカル)が代表権を獲得。ラコトアリマナナは、マダガスカル代表の卓球選手として初の五輪出場となる。 ラコトアリマナナは、代表権の獲得に際して「信じられない。このことがどれほどの意味を持つのか、言葉では言い表せません。これはマダガスカルの卓球界に火をつけるでしょうし、オリンピックに出場するのはこれが最後ではないと思っています。」と述べている。 また、南アジア地域予選会からは、パリ五輪出場選手で最年少(16歳)のアリ・ファティマス(モルディブ)とサントゥー・シュレスタ(ネパール)が自国初の五輪卓球選手となった。 その他、ヨーロッパ予選会では、モルドバ代表のウラディスラフ・ウルスが予選トップシードに勝利する大金星を挙げ、モルドバ人卓球選手として初の五輪出場権を獲得。中東では、西アジア予選会からヨルダン代表のザイド・ヤマン・アボがヨルダン男子卓球選手として初出場を成し遂げている。 そして、ルカ・ムラデノビッチ(ルクセンブルク)は予選会ではなく、世界ランキング推薦で代表権を獲得しており、ルクセンブルク男子卓球選手として五輪初出場となる。 すでに国際大会で多く成績を残している選手から、初の五輪出場となる国の選手まで、多くの選手が競い合うパリ五輪。どのような大会となるのか注目したい。
ラリーズ編集部