ミキハウス加入の元巨人ドラフト1位・高橋優貴が記者会見 「また一から学んでいきたい」
プロ野球巨人から今秋に戦力外通告を受け、来年1月に社会人野球ミキハウスに入社する高橋優貴投手(27)が5日、大阪・八尾市のミキハウス本社で記者会見を行った。 「大観衆(を前)に投げるということはいろんなプレッシャーがあったりするので、そういう(NPBでの)経験は(社会人野球でも)いきるのかなと思う。社会人野球は(グラウンドに立って)見たことないので、また一から学んでいきたい」と所信表明した。 高橋は八戸学院大からドラフト1位で2019年に巨人に入団し、1年目に先発で5勝(7敗)をマーク。21年には自己最多の11勝を挙げたが、翌年9月に受けた左肘手術の影響でオフに育成契約となった。23年4月に支配下に復帰するも、今年は1軍登板機会がなく、10月に戦力外通告を受けていた。 今季からミキハウスに加入した元巨人ドラ1の桜井俊貴投手(31)と戦力外通告を受けた後に連絡を取っていた左腕は「ミキハウス(で野球をやるのは)はどうかな?」と勧められ、同社の硬式野球部の練習に参加したことも入社する決め手となった。「すごく活気のあるチームだと思った。試合を見たときに会社全体で応援しているなという雰囲気を感じたので、このチームで野球をやりたいと思った」と語った。 会見に出席した陣田匡人監督は「桜井、高橋の2枚看板で、この2人を中心に戦っていけたら」と元巨人のドラフト1位コンビの活躍に期待した。