武居由樹が初ダウン奪われるピンチを乗り越え、比嘉を判定で破り初防衛「この勝ちには納得できていないが大吾さんと最高の試合ができてよかった」
12R、武居が圧をかける。武居は右ジャブ、右アッパーから詰めるとパンチを連打。比嘉の動きが止まる。武居の連打にガードを固め下がり、クリンチ。武居は前に出てパンチを連打、比嘉はクリンチ。武居は追って、アッパー。なおも追うが比嘉はクリンチ。武居はなおもパンチを連打。下がる一方の比嘉。そしてクリンチ。武居はコーナーに詰めてパンチの連打。逃げてクリンチの比嘉。武居はロープに詰めてパンチを連打。比嘉がクリンチで逃げるが最後までパンチを連打の武居。 試合終了のゴングが鳴ると互いの健闘を称え合い抱き合う2人。 判定は114-113、114-113、115-112の3-0で武居。判定が下った瞬間、武居は安どの表情を浮かべた。 試合後のリング上のインタビューでは「自分の中ではこの勝ちにはまだ納得できていない。でも大吾さんと最高の試合ができてよかった。大吾さん、野木さん、本当にありがとうございます。大吾さんのお陰で俺はまだまだ上に行けると思えるので、感謝しています」と戦った比嘉とそのトレーナーの野木丈司氏に感謝の言葉を述べた。