親の行動が子どもの「イヤイヤ」を助長させている!? 元保育士が明かす「イヤ」を減らすための5つの声かけ術
イヤイヤ期の声かけの基本~5つのSTEP~
145個の声かけをメインに書いてありますが「イヤ」と言われた時に、言葉でなんとか説得しようとするより、環境を整えることで、そもそも「イヤ」と言われる状況が起こりにくくなる場合も多いです。 イヤイヤが起こる前にできることと、起こった時に意識したいこと、その後どうするのかという流れです。その後半部分である、イヤイヤが起こった後どう次の行動を促すのかは場面によって異なり、さらに子どもが「なんか楽しそう」と思うような仕掛けが大事。 5つのSTEPとは (1)イヤイヤが発生する条件をあらかじめ除去 (2)グズりそうな予定は子どもに先に伝える (3)子どもの感情を代わりに言語化してあげる (4)進んで取り組めるよう楽しくなる仕掛けをつくる (5)できたことを言葉にして、成功体験を重ねる 子ども心をくすぐるユーモアたっぷりの声かけが、まさにこの本のメインである145個のグズらない声かけです。言葉だけに限らない遊びや発想の転換など、たくさんのアイディアを詰め込みました。 また、親が頻繁に言いがちなフレーズが、日々のイヤイヤを加速させている可能性もあります。次回はそんな「NGフレーズ」や、親のプレッシャーを減らす心構えについてご紹介したいと思います。
【Profile】ふじこせんせい(@fujico143cm)
3歳の娘と1歳の息子を持つ元保育士のママYoutuber。子どもの頃からの保育士の夢を叶えるも挫折し、アパレル店員に転身。そこで働き方やコミュニケーション力、時間術、自己啓発などを学び、そしてまた保育士に。 YouTubeが子育てと切っても切り離せない存在だと感じ、子どもが歌ったり体を動かしたり返事をしたり、能動的な時間になるようなYouTubeを配信しようとスタート 。そこでの発信がきっかけで保育者向けの本を出版。得意分野はイヤイヤ期の 1~2歳の子どもたちへの声掛け!「イヤ」とグズっている子どもたちが、一言で目をキラキラさせてご機嫌になる…そんな経験がたくさん!虐待を防ぎ、育児ノイローゼにならないために……ママの助けになるような声掛けの情報を届けます!
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