「いやです」とニヤリ 西武・中村剛也が契約更改で金額は秘密 プロ23年・長い活躍の秘訣は「適当にやる」
◇プロ野球・西武の中村剛也選手が5日、契約更改交渉の会見に出席しました。 会見の席に着くと「サインはしました」と答え、記者から金額について聞かれると「いやです」とニヤリと笑いながら“中村節”で答えました。 プロ23年目は58試合に出場し36安打7本塁打、打率.191で終え、今季について聞かれると「あまり振り返りたくないので。振り返ったほうがいいですか?振り返るとちょっと気持ちが痛くなってくる」とここでも中村節で答えた中村選手。 今季は41歳でシーズンを戦い、体の状態について聞かれると、「さっき振り返りたくないって言ったんですけど、(この質問は)振り返らないといけない(笑)」と前置きをし、「今年ケガというかバッティングの状態がよくなくて1回ファームに落ちたんですけど、そのときはもう結構体がきつかった。その辺はちゃんとケアしていきたいと思います…振り返っちゃった」と報道陣を笑わせながら答えました。 現在ホームラン数はNPB歴代10位の通算478本。来季はリーグ最年長になる可能性がある中村選手ですが、ここまで長くプロとして活躍できている理由を聞かれると「何ですかね。ずっとこんな感じだからじゃないですか?やる気があるのか無いのか。目標を立てるということはあまりなかったので、大体はホームランをいっぱい打ちたいとか漠然とした目標しか立ててこなかったので、来年もそんな感じで適当にやりたいと思います」と中村選手ならではの秘訣(ひけつ)を語りました。 今季チームは91敗でリーグ最下位となった西武ですが「僕自身もなかなかいいバッティングができず、チームに貢献できなかったのでしっかり勝ちに貢献できるようにやりたい」と来季を見据えました。