「ゴールキーパーの経験不足を補えるかどうかだ」

ベトナム戦では2失点の鈴木。イラク戦での奮起に期待だ。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部／現地特派）

　日本代表は現地時間1月19日、カタールで開催されているアジアカップのグループステージ第2戦でイラクと対戦する。 【アジア杯PHOTO】イラク戦に向けて引き締まった表情で調整を続ける日本代表 　苦戦しながらも勝利したベトナム戦に続き、白星が望まれる森保ジャパン。アメリカの大手メディア『ESPN』が「日本のアジアカップ制覇に向けた最大の障壁」と題し、日本代表のGK陣を特集した。 　同メディアは日本を「アジアカップの優勝候補の大本命」としつつ、課題を分析。次のように伝えた。 「2011年以来の優勝を目ざす日本の最大の課題は、ゴールキーパーの経験不足を補えるかどうかだ。森保一が選んだ3人は、全員5キャップもない選手たちである。 　21歳の鈴木彩艶は、シント＝トロイデンでプレーするニュースターで、もっとも国際経験が多い。ヴィッセル神戸のリーグ初優勝に貢献した前川黛也は、遅咲きの29歳。日本代表も1試合のみで、それも81分からの途中出場だった。もう一人の若手有望株、野澤大志ブランドンは、基本的にサードチョイスとなるだろう。 　日本の守護神たちが、トロフィを争うのに必要な経験値とメンタリティを持っているのかは疑問だ」 　イラク戦では2失点を喫したベトナム戦の反省を活かせるか。無失点で勝利して自信にしたい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部