町田がデュークの決勝弾でC大阪を下す劇的勝利!鳥栖が5発のゴールラッシュで川崎Fに勝利して初の連勝を掴む | 5月15日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】15日、明治安田J1リーグ第14節の全10試合が行われた。
“Jリーグの日”に行われたJ1第14節。ミッドウィークの夜に各地で全10試合が行われた。 首位に立つヴィッセル神戸は、ホームでアビスパ福岡と対戦。試合はスコアレスの展開が続いたが、72分にFW大迫勇也の鮮やかな浮き球に抜け出したFW宮代大聖の3試合連続ゴールとなる決勝点を沈め、4連勝を飾って首位を堅持した。 神戸と勝ち点で並ぶ2位のFC町田ゼルビアは、ホームでセレッソ大阪と激突。試合は立ち上がりから町田のFW藤尾翔太とMF平河悠というパリ世代の二人が攻撃に勢いをもたらすが、そのチャンスを仕留められずに終わると。32分にはMF為田大貴のクロスに合わせたFW山田寛人がネットを揺らす。ただ山田のポジションがオフサイドの位置だったことでC大阪のゴールは取り消しになった。 スコアレスで迎えた後半は、70分にFWナ・サンホのクロスをFWオ・セフンが右足で合わせてリードしたが、84分に自ら獲得したPKをFWレオ・セアラが沈めて同点。一進一退の攻防を繰り広げた一戦に決着をつけたのが途中出場のFWミッチェル・デュークだ。試合終了間際に左サイドからのクロスに頭で合わせ、土壇場で再び勝ち越した町田が劇的な勝利でぴたりと追走している。 Jリーグの歴史を紡いできたサンフレッチェ広島と鹿島アントラーズによる”オリジナル10対決”は、鹿島が5分にCKからDF植田直通が頭で沈めてリードすると、15分にはFW鈴木優磨がPKを沈め、前半の立ち上がりに2点のリードを奪う。65分にFWマルコス・ジュニオールのゴールで広島に一点を返されたが、84分にはインターセプトから持ち運んだMF佐野海舟のラストパスをFWチャヴリッチが沈めて勝負あり。鹿島が5試合負けなしとなる勝ち点3を奪い、上位2チームを追走している。 浦和レッズと京都サンガF.C.の一戦は、前半終盤にMF安居海渡のゴールで先制した浦和が後半にはMF渡邊凌磨とFWチアゴ・サンタナのゴールで快勝。名古屋グランパスとFC東京の一戦でFWキャスパー・ユンカーのハットトリックの活躍によって名古屋がFC東京を下したことで、浦和が4位に浮上している。 アルビレックス新潟と横浜F・マリノスの一戦は、AFCチャンピオンズリーグ決勝でもゴールを決めていたMF渡辺皓太のゴールで横浜FMがリードしたが、51分、53分と新潟が立て続けのゴールで逆転すると、82分にはMF奥村仁のJリーグ初ゴールでダメ押し。新潟が5試合ぶりの勝利を飾っている。 サガン鳥栖と川崎フロンターレの一戦は、前半からゴールを奪い合う激しい展開に。13分、DF高井幸大のJリーグ初得点で川崎Fがスコアを動かしたが、26分、37分とFW横山歩夢が立て続けにゴールを奪い、鳥栖が逆転に成功。前半終了間際にはFWマルセロ・ヒアンのゴールで鳥栖が一気にリードを広げた。前半アディショナルタイムにMF家長昭博のゴールで1点差に詰め寄られた鳥栖だったが、後半開始早々の47分にDF原田亘のゴールで再びリードを広げると、75分にはFW河田篤秀に今季初ゴールも生まれ、大量5得点のゴールラッシュで初の連勝を飾っている。 柏レイソルと湘南ベルマーレの一戦は、73分にFW福田翔生の2試合ぶりのゴールで湘南がリードしたが、77分にはFW木下康介のゴールで柏が追いつくと、後半アディショナルタイムには開幕からノーゴールが続いていたFW細谷真大のゴールで柏が逆転。ついに目覚めたエースの一発で柏が劇的な逆転勝利を飾っている。 北海道コンサドーレ札幌とジュビロ磐田の一戦は、25分にMF青木亮太のスルーパスに抜け出したFW浅野雄也のゴールで先制した札幌が無失点で逃げ切って、7試合ぶりの勝利を飾っている。 東京ヴェルディとガンバ大阪は、お互いに得点を奪い切れずにスコアレスドローに終わっている。 ■5月15日開催 結果 ・J1第14節: 札幌 1-0 磐田 柏 2-1 湘南 東京V 0-0 G大阪 町田 2-1 C大阪 新潟 3-1 横浜FM 名古屋 3-1 FC東京 神戸 1-0 福岡 広島 1-3 鹿島 鳥栖 5-2 川崎F 浦和 3-0 京都