電動でも内燃機関でも新型ミニは常にクーパーと呼ばれる 新型「ミニ クーパー」のテストレポートを含む全情報!
インテリア:AR(拡張現実)機能付きナビ
インテリアでは、中央に配置された直径9.4インチの丸型有機ELスクリーンに「ミニオペレーティングシステム9」が表示される。この新しいシステムには「ミニエクスペリエンスモード」が含まれている。
ダッシュボードにはオプションでヘッドアップディスプレイとカラーライトのプロジェクションが用意されているが、その代わりにドライビングモードとエクスペリエンス用のクラシックな外観のトグルスイッチがあり、ドライビングモードを変更するだけでなく、音響(ドライビングサウンド)と視覚(ライトエフェクト)にも影響を与える。すべてがギミック?そうかもしれないが、ミニファンならクールだと感じるはずだ。
装備:個性化が最優先
新型ミニにとって、個性化はとにかく最優先事項だ。シンプルな基本デザインにもかかわらず、いや、シンプルだからこそかもしれない。通常の塗装とは対照的に、ルーフには様々な色が用意されている。装備によっては、マルチカラーのグラデーションにすることもできる。ミニは新型「クーパー」用に16インチから18インチのホイールも用意しており、「エッセンシャル」、「クラシック」、「フェイバリット」、「JCW」(ジョンクーパーワークス)の4つのトリムから選択できる。
テストドライブ:ミニクーパーSEはその重量をうまく隠す
我々は、よりパワフルな「SE」バージョンの電動ミニをドライブした。ハンドルを握れば、「ミニ エレクトリック」が1,680kgと決して軽量ではないことがわかる。しかし、2つのアクスルの間に低く配置されたバッテリーのおかげで、この重量をうまく隠している。 スポーティなゴーカートモードでは、ミニはよりマニュアルパワーを要求し、ESPは寛容に切り替わり、リヤエンドは時折生意気にぶら下がる。このモードでは、330ニュートンメーターのトルクが前輪に解き放たれ、小型車に見せかけたスポーツコーナリングマシンとなる。サスペンションは硬めだが快適で、スプリングトラベルは以前より長くなっている。
Rolf Klein, Peter Fischer, Katharina Berndt and Kim-Sarah Biehl