5つの美術館を巡る、青森アート旅へ 「青森県立美術館」に行ったら 立ち寄りたいスポット3選
青森ヒバの香りに包まれる「An cra -ヒバとこぎんのお店-」
さて、青森県立美術館でアートを観賞したら、周辺のスポット散策も楽しみたいもの。美術館から車で約3分、「An cra -ヒバとこぎんのお店-」は、青森ヒバやこぎん刺しにまつわる雑貨を扱うお店。店内へ足を踏み入れると、森の中のような、新築の家のような、いい香りがします。 むつ市を拠点に活動する「ヒバ木工舎 木の香(KINOKO)」の青森ヒバの丸太をはじめ、コースターやまな板などのキッチン用品、アロマオイルやディフューザーなど、オリジナルのヒバ製品を扱っています。丸太は、上に鉢植えを置いたり、高さ違いで揃えてキャットウォークにしたりと、インテリアに活用できそう。また、ヒバを使った棚など、オーダーも受け付けています。 ヒバには防虫、抗菌といった効果があるほか、どこか懐かしい香りで、緊張を和らげてくれます。希望者にはヒバのカンナくずを無料で配布してくれるサービスもあるので、ぜひ訪店を。 こぎん刺しは、東京在住の作家・soybeansさんのものをメインに、青森の作家さんが手がけた作品も並びます。 An cra -ヒバとこぎんのお店- 所在地 青森県青森市三内丸山238-1 営業時間 10:00~16:00 定休日 土・日曜日、不定休 Instagram @anbeary_crafts
青森にまつわるものを集めたセレクトショップ「三ノ月舎」
美術館から車で約12分。JR青森駅に隣接する駅ビル、LOVINA4階にある「三ノ月舎」は、青森の工芸品や、手仕事のものをメインに集めたセレクトショップ。こぎん刺しや笛玩具の鳩笛といった伝統工芸品から、青森の風景を写したポストカード、りんごモチーフのメッセージカードなど、青森にちなんだ雑貨がセレクトされています。 そして「三ノ月舎」といえば、架空のお店のロゴを使ったオリジナルグッズでも知られています。架空のお店のロゴってどういうこと!? と思っている方も多いと思うのですが、例えば「青森書店」「こけし書房」「ハネトブックス」「うみねこ文庫」……実在しそうなネーミングとロゴなのですが、どれも架空のお店なのです。 三ノ月舎では「時の市」や「夏の工芸学校」などさまざまなイベントを主催しているのですが、そのなかのひとつ「あおもり古書市」の開催に合わせて作ったものだそう。 青森駅西口のアーケード商店街、ニコニコ通りに2店舗目となる「青森古道具 ミノツキシャ」が2018年に誕生し、不定期営業中。アンティーク家具や古道具を中心に扱っています。 併せてお出かけの計画をしてみては? 三ノ月舎 所在地 青森県青森市柳川1-2-3 LOVINA 4F 電話番号 017-774-3033 営業時間 10:00~20:00 定休日 LOVINAに準ずる Instagram @minotsukisya