【伊勢崎オート・GIシルクカップ】新井日和が抜け出し1着 機力は上々「準決に行きたい」
伊勢崎オートのG1「伊勢崎市誕生20周年記念 第48回シルクカップ」は10日、予選2日目が行われた。 3Rで新井日和(21=伊勢崎)が抜け出し、1着を手にした。3車並びの10線外からカマシを決め3番手発進。3周回、0線・木村義明、岩沼靖郎の2車狩りを試みたが、立ち上がりで流れて木村に差し返された。それでも4周回に再び木村を抜いて先頭を奪い、押し切った。 「2車の内に入ったところは跳ねて、曲がれなかった」と振り返る。通常マフラーでは跳ねがきやすいタイプで、今回も気持ち良く乗れてない。だがエンジン状態はいい。昨年12月に飯塚・ミッドナイトで優勝。「その頃くらいからかな、ハンデ位置もあるけど、冷えて良くなってきました」と手応えを感じ取る。さらに「スタートもいい。絶対先行できるし」と飛び出しにも自信を持つ。 「いいと思ったタイヤを替えたけど跳ねるので、これは使いません。またタイヤ探しの旅に出ます」。足周り対策重視で準々決勝戦に臨む。今年の初戦となる地元G1戦、序盤は2、1着と好走。「準決に行きたい」とひそかに燃えている。 3日目も自慢のスタート力を発揮し、準決勝戦進出を決めるつもりだ。
東スポWEB