【MLB】現時点での「2000年代ベストナイン」を米公式サイトが独自に選出 イチローと大谷は次点に
MLBでは新しい世紀を迎えることを記念して、1999年に「オール・センチュリー・チーム」を選出した。これは1900年代に活躍した選手のなかから30人のレジェンドを選出し、フェンウェイ・パークで開催されたオールスター・ゲームでセレモニーを行ったものである。それから25年が経過。米公式サイト「MLB.com」のマニー・ランダワ記者は、2000年以降に記録したWARを基準として、現時点での「2000年代ベストナイン」を独自に選出している。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ ランダワ記者が選出した現時点での「2000年代ベストナイン」は以下の通り。WARはデータサイト「ベースボール・リファレンス」のものが使用されており、イチローが右翼手部門、大谷翔平が指名打者部門で次点に選ばれている(カッコ内は2000年以降に記録したWARを表す)。 捕手:バスター・ポージー(44.8) 次点:ヤディアー・モリーナ(42.2) 一塁手:アルバート・プホルス(101.5) 次点:ジョーイ・ボットー(64.5) 二塁手:ロビンソン・カノー(68.1) 次点:チェイス・アトリー(64.5) 三塁手:エイドリアン・ベルトレイ(89.5) 次点:エバン・ロンゴリア(58.6) 遊撃手:フランシスコ・リンドーア(49.6) 次点:デレック・ジーター(47.9) 左翼手:バリー・ボンズ(59.1) 次点:ライアン・ブラウン(47.1) 中堅手:マイク・トラウト(86.2) 次点:アンドリュー・ジョーンズ(44.8) 右翼手:ムーキー・ベッツ(69.6) 次点:イチロー(60.0) 指名打者:デービッド・オルティス(55.1) 次点:大谷翔平(28.7) 先発投手:ジャスティン・バーランダー(81.0) 次点:クレイトン・カーショウ(76.5) 救援投手:マリアーノ・リベラ(41.1) 次点:ジョー・ネイサン(25.1) 2000年代の個人成績リーダースは以下の通り。 本塁打:アルバート・プホルス(703) 打点:アルバート・プホルス(2218) 安打:アルバート・プホルス(3384) 盗塁:フアン・ピエール(614) 打率:ブラディミール・ゲレーロ(.318) 出塁率:トッド・ヘルトン(.419) 長打率:マニー・ラミレス(.591) OPS:マニー・ラミレス(1.008) OPS+:マイク・トラウト(173) DRS:アンドレルトン・シモンズ(201) 奪三振:ジャスティン・バーランダー(3416) 防御率:クレイトン・カーショウ(2.50) ERA+:クレイトン・カーショウ/ジェイコブ・デグロム(156) 投球回:CC・サバシア(3577回1/3) 勝利:ジャスティン・バーランダー(262) 完投:ロイ・ハラデイ(65) 完封:ロイ・ハラデイ(19) 奪三振率:ブレイク・スネル(11.23) K/BB:カート・シリング(6.01) セーブ:マリアーノ・リベラ(523)