60代の父が生活保護を頼るらしく、「扶養照会」が届いていました。私の年収は300万円なのですが、それでも扶養すべきなのでしょうか...?
年収が300万円である場合、経済的に無理に扶養する必要はない
経済的な余裕がない場合、扶養照会を受けたことに対して「扶養すべきなのか」という疑問が生じるのは自然なことです。 生活保護は、最低限の生活を支援する制度ですが、まずは親族から経済的支援を受けられるかどうかの判断が必要になります。とはいえ、扶養義務は必ずしもすべての親族に適用されるわけではありません。扶養義務について考える際には、経済的な余裕があるかどうかが重要なポイントとなります。 年収300万円の場合、手取り収入は月々20万円程度となりますが、そもそも家計に余裕がないのであれば、無理に扶養の義務を果たす必要はないといえます。 出典 厚生労働省社会・援護局保護課 扶養義務履行が期待できない者の判断基準の留意点等について 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要(15ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部