東京ドーム公演を行ったＩＶＥ。（前列左から）イソ、ガウル、（後列同）レイ、リズ、ウォニョン、ユジン（撮影・田中聖太郎）

　韓国の６人組ガールズグループ・ＩＶＥ（アイヴ）が５日、東京ドームで初のワールドツアーの千秋楽を迎えた。昨年１０月のソウルから１９の国と地域で３７公演、計４２万人を動員したメガツアーを完走した。 【写真】大観衆をバックに記念写真を撮るメンバー　キュートすぎる衣装にクギ付け 　熱狂がドーム内に渦巻いた。オープニングでリーダー・ユジン（２１）の「東京ドーム、盛り上がっていますかー？」の呼びかけにスタンドが揺れた。東京ドームで初披露となった未発表新曲「ＳＵＰＥＲＮＯＶＡ　ＬＯＶＥ」など全２３曲を披露して、ＤＩＶＥ（ファンの呼称）を酔わせた。 　２１年１２月の韓国デビュー直後、音楽番組で通算３７冠を獲得するなど大ブレーク。日本でも２２年１０月のデビューから大きな注目を集め、同年末にはＮＨＫ紅白歌合戦への初出場を果たした。グループ初の東京ドーム公演は、２日間で９万５８００人を動員。関係者によると前売りチケットは“秒速”で完売したという。 　最後はメンバーそれぞれが涙ながらにあいさつ。日本人メンバーのレイ（２０）は「小さい頃の自分に『夢がかなったよ』と言いたい。幸せいっぱいの夢が詰まった２日間をありがとう」と感謝した。