【DeNA】山本祐大「二塁打とホームランを」“祐大モデル”バット改良で来季長打力アップ狙う
DeNA山本祐大捕手(26)が、来季から長打力アップへバットを改良する。6日、大阪市内で「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に出席。今季は5本塁打だったが「二塁打とホームランを増やしたい。(本塁打は)2桁が目標。下位打線を打つことが多いので、単打では点になりにくい」と変化の狙いを語った。 長打狙いのバットは、バランスを先端にずらす。「くり抜きを浅くします。バランスをトップにして感覚を確かめたい」。これまでくり抜きの直径が5センチだったが、これを1・5センチほど狭める。バランスを先端側に変えると、一般的に操作性は落ちがちだ。「ミドルの方が操作はしやすい。技術も向上したい」。そのため重さは今季860~880グラムを使用していたが、来季は850~870グラムと軽量化。扱いやすさを極力変えない意図がある。 ミーティングでは、「シーズン中もよく連絡している」というカブス今永昇太投手と会った。アンバサダー就任に「まだ早い」とからかわれたが、今永が抜けた今季は打率2割9分1厘、5本塁打、37打点の堂々たる成績で、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。「祐大モデル」を武器に、来季はさらなる飛躍を目指す。【斎藤直樹】