小祝さくらが暫定首位に! 連日のサスペンデッドになった「アース・モンダミンカップ」3日目をプロがレポート
「アース・モンダミンカップ」の3日目は前日の悪天候によるサスペンデッドの残りホールを消化し、15時から第3ラウンドがスタート。暫定首位は10アンダーで小祝さくら、1打差2位に藤田さいきが続く。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届け。 [2024年4月撮影]小祝さくら アイアン斜め正面連続写真(14枚)
前日2日目は午前11時に降雨によるコースコンディション不良のため中断し、15時25分にサスペンデッドとなっていました。2日目の午前組は中断になった前日のボール位置から7時にスタートし、午後組は7時30分からスタートしていました。 全組がホールアウトしたのが14時5分。予選カットとスコア順に組み合わせをし、15時に第3ラウンドがスタートしていますが、下り坂の天候を表すように雲が立ち込め、日没を前に暗くなりました。選手たちからは、少しでもホールを消化したいというはやる気持ちと、スコアを崩したくない、伸ばすために丁寧に攻めようとする二つの反する気持ちが伝わって来るようでした。 7時から残りホールを消化した午前組は、一度ホテルに戻り体を休めてから15時に合わせてスタート前のルーティンに入る選手が多く、7時半から18ホールプレーした午後組は、少しの休憩を挟んでスタートしていきました。15時のトップスタートが16ホール目をプレー中、最終組は7番ホール2打目地点で18時38分にサスペンデッドとなり、明日7時からの再開となりました。 コースコンディションは早朝に刈られたグリーンのスピードは遅くなり、気温や風の変化、さらに自身の体のコンディションの変化などに対応することが求めれる状況になっていました。 首位から1打差の8アンダーで最終組の一組前で出た小祝さくら選手は、7番までに3つのバーディを重ね、11アンダーまで伸ばし2位に2打差の単独首位で今日を終えました。「長丁場で体力が削られる感じ」だった中で良いプレーができたといい、明日は最後の力を出し切りたいとラウンド後の囲み会見で話しました。