加藤愛アナが三重県いなべ市大安町の『石榑茶』を調査! 飲むだけじゃない!食べても美味の愛され茶
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『三重県いなべ市大安町』の『石榑茶(いしぐれちゃ)』です。 【動画はコチラ】ほぼ三重・いなべ市大安町だけ愛されフード『石榑茶』をいただきます!【チャント!】
一口飲むと驚きの甘みとうま味に感激!
聞き込みによると、『石榑茶』は大安町の石榑地区で生産。美しい色と強い甘みが特徴で、大安町で「お茶」といえば、ほぼコレだとか。 そのお茶が味わえるという、石榑地区の『マル信 緑香園』におじゃましました。『石榑茶』生産農家が営む直売所&カフェで、茶畑越しに鈴鹿山脈を一望できるスポットでもあります。加藤アナがいただいたのは、石榑茶の中でも"かぶせ茶"という、お茶の木に黒い布を被せて栽培したもの。一口飲むと表情が変わり、「ものすごく味が濃いですね。渋みとも苦みとも違う。お子さんでもおいしいと思える甘さとうま味」だとか。黒い布で直射日光を遮ると茶葉の甘み成分が増すため、かぶせ茶は一層の甘さを感じるのです。
葉肉が厚い石榑茶の味わいは「お茶界のエスプレッソ」
『石榑茶』は、水はけの良い土壌や寒暖差などの地の利を活かした特産品。軟らかく肉厚な茶葉が特徴で、湯を注げば4煎、5煎…と何度も楽しめるとか。水出しでもしっかりとした味でありながら、渋みが抑えられて、甘みとうま味が感じられるそうです。葉肉が厚い『石榑茶』の味わいを、店主は「お茶の世界のエスプレッソ」と表現しました。 このお茶の楽しみ方は先があって、普通は捨ててしまう"出がらし"もおいしくいただけます。イートインでは、だし醤油が付いていて、急須から茶葉を皿に取り出したら、それをかけるだけ。加藤アナは「おかずになりますね。ご飯が欲しくなります。おひたしみたいな感覚」と味わいました。さらに、出がらしにひと手間を加えた佃煮のレシピも教えてもらいました。材料は砂糖、醤油、みりん、鰹節。鍋に出がらしの茶葉と調味料を入れてから、火にかけ煮詰めるだけ。仕上げに鰹節をふりかけて軽く混ぜれば"お茶のつくだ煮"の完成です。