【注目】物価高の“救世主”に?タイムセール続々登場!ファミレスやコンビニまで…増加のきっかけは「AI活用」
AI活用でスムーズな“値引き”
なぜ今、さまざまな業種にタイムセールが増えてきているのか? 価格コンサルティングを手がける「プライシングスタジオ株式会社」の代表を務める、値付けのプロ・高橋嘉尋さんによると、「AIの活用でタイムセールがしやすくなっている」といいます。 AIが過去の実績・曜日・天気をもとに、今後の売れ行きを予測。値引き率を決める。 コインランドリー「wash+」も、このAI分析を使っているといいます。 大手流通グループ「イオン」も、今年5月から「AIカカク」を導入。今まではベテランスタッフなどの経験や勘で値引率を決めていましたが、残りの個数などに応じて値段をAIが決めてくれます。 消費者側は、これまでは、決まった時間(特に夜)に、決まった額の値引きだったのが、より柔軟に少額から早い時間に値引きできるようになったので、早い時間に来店してもお得な買い物が可能に。店側も、合理的な値引きができるようになり、食品ロスが約1割削減できたといいます。 コンビニ大手の「ローソン」も、今年4月からAIを活用した値引きシステムを順次導入。1店舗当たりの廃棄額が2.5%減少、利益額は0.6%アップしたといいます。 そんな、タイムセールを行っている店を探すには、アプリ「ザ・タイムセール」が便利です。飲食店やスーパー、美容室など都内の約500店舗が登録しており、タイムセールの情報をリアルタイムで発信。自分の500m以内でタイムセールをしている店があると、アプリで通知してくれます。 物価高の世の中を、少しでもお得に過ごすために、皆さんもタイムセールを活用してみてはいかがでしょうか。 (『めざまし8』 2024年10月7日放送より)
めざまし8