小城市でも…消防格納庫から発電機盗み売却した20代夫婦 再逮捕【佐賀県】
佐賀市の消防格納庫から発電機1台を盗み、売却したとして逮捕された20代の夫婦が、小城市でも発電機1台を盗み、リサイクルショップに売却していたとして再逮捕されました。 再逮捕されたのは、佐賀市富士町の無職・杉山鉄陛容疑者(26)と、妻でパート従業員の杉山莉生奈容疑者(24)です。 夫の鉄陛容疑者は今年2月から4月にかけ小城市芦刈町の消防格納庫に侵入し、時価2万4000円相当の発電機1台を盗んだとして窃盗などの疑いが、妻の莉生奈容疑者はその発電機を佐賀市内のリサイクルショップに売却したとして、盗品等処分あっせんの疑いが持たれています。 警察の調べに対し鉄陛容疑者は容疑を認める一方、妻莉生奈容疑者は「売却当時盗んだものと知っていたかわからない」と容疑を否認しています。 警察によりますと、小城市から「佐賀市の発電機紛失の報道を受けて管内を点検したら発電機の紛失がわかった」と相談を受けて捜査をしたところ、莉生奈容疑者が売却した発電機と盗まれたものが一致したということです。 佐賀市と小城市の消防格納庫では合わせて46台の発電機が所在不明となっていますが、2人が今年3月から5月にかけて県内外で売却した発電機の台数も46台と一致しており、警察はすべて消防格納庫から盗んだ疑いがあるとみて裏付け捜査を進めています。 夫の鉄陛容疑者は、現職の消防団員でした。
サガテレビ