レッドブルの来季シートを『F1』公式の識者が考察…角田裕毅はRBで奮闘も「最終候補に入っていない」ネックはホーナー代表?|F1
RBのシートについても、角田がアルファタウリから5年目に突入する可能性があるのではないかとの考察を行った。 「RBについては現時点で急いで来季の陣容を固める必要はないだろう。ピーター・バイエルCEOと、ローラン・メキエス代表とともに、夏まで動く可能性は低い」 「もしリカルドがレッドブル再昇格を逃したとしたら、リカルドと角田、もしくはリアム・ローソンがシートに収まるだろう。レッドブルは、昨年リカルドの代役として素晴らしい活躍を見せたローソンについて、2025年にチャンスを与えたいと考えているようだ。角田とリカルドの戦いを引き続き見たうえで、どちらかを弾く可能性が高い」 このようにバレット氏はレッドブルとRBのシート動向について、自身の見解を示している。
2025年は現行レギュレーションの最終年であり、2026年の新規定に向けた開発も兼ねて、ドライバー選びは各チーム慎重にならざるを得ない。レッドブルはフォードとのパートナーシップがスタートする2026年以降も、競争力を継続できるか不明瞭。勢力図が大きく変わり、トップチームではなくなる可能性も十分にある。 すでに2026年の大変革に向け、フェラーリはルイス・ハミルトンを引き抜き、アストンマーティンはアロンソと延長契約を結んだ。 レッドブルグループは来季以降、フェルスタッペン以外の全シートが未定。今季RBでは開幕4レース終了時点で、存在感を示している角田。だがバレット氏は「レッドブルのセカンドシート候補者として、最終候補に入っていない」と記したように、昇格の道については厳しい見方をしている。
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