「アフター更年期」に起こる体の変調改善に、していることは?適度な運動、食事の工夫、通院…読者の「リアルな声」を大調査!
通巻1600号を迎えた『婦人公論』。創刊以来、女性をとりまくさまざまな問題にスポットを当てて、自分らしく生きたいと願う読者に寄り添ってきました。その歴史はまさに《女性の生き方》の研究の積み重ねでもあります。そこで、この連載では、「女性の生き方研究所」として、読者のみなさんにアンケートを実施して、今を生きる女性たちの本音にせまっていきます。第1回のテーマは「アフター更年期」。たくさんお寄せいただいた回答をもとに、前・中・後篇の3回にわたってお届けします。今回は中篇。回答者のみなさんが体の変調を改善するために実践していることとは――? 【グラフ】身体の変調改善のために、どんな運動をしている? * * * * * * * 【回答者数】139人 【平均年齢】65・06歳 【回答者の内訳】60代…58人/70代…30人/50代…29人/80代…11人/40代以下…8人/90代…3人 ◆Q. 体の変調を改善するために、していることは?(複数回答可) 1位 「運動している」の内容は?(複数回答可)「体操」で最も多かったのは、テレビ・ラジオ体操。ほかにロコモ体操、骨盤底筋体操、百歳体操、リズム体操など。 3番目の「スポーツジム」の内訳は水泳、筋トレ、ダンス、ズンバなど。 5番目の「スポーツ」ではテニス、弓道、太極拳など。複数の運動をしている人も多く見受けられました。 一方、「線維筋痛症、慢性疲労症候群で運動はほぼ無理。気分転換でガーデニング」(57歳・その他)など、抱えている病気や症状のため運動するのが難しいという回答も
2位 「食事の工夫」の内容は?食事の工夫は年代を問わず意識されており、なかでも朝食に重点を置いているとの回答が目立ちました。 積極的に摂っているものでは発酵食品、豆類、カルシウムを多く含む食材など。 また、「手のかかるものはやめて、負担の少ないメニューにしている」(60歳・パート)、「料理をするのが億劫になり、夫に作ってもらう機会を増やした」(69歳・専業主婦)など、食事作りが苦痛との声も寄せられました