Jリーグで酒井に続き舩津、永石と新型コロナ感染選手が続出…なぜ事態は悪化しているのか?そして再開への影響は?
ザスパによれば、舩津は先月26日夜に発熱と倦怠感を覚えて翌日からのトレーニングを欠席。4日目の同29日夕方になっても37度を超える微熱があったため、チームドクターに相談のうえ、同30日に群馬県内の病院でPCR検査を実施。31日深夜に陽性反応が出たため、1日に公表された。 1日午後に前橋市役所内で記者会見したザスパによれば、クラブは先月22日に東京都内へ日帰りで遠征してトレーニングマッチを実施。舩津はオフを利用して翌23日に自分が運転する車で再び都内へ向かい、24日に自宅のある前橋市へと戻ってきていた。 都内に滞在した件を含めて、現時点で感染経路は明らかになっていない。守備の要として昨シーズンのJ2昇格に貢献した舩津は、クラブの公式ホームページ上で謝罪の言葉を発表している。 「コロナウイルスは、ニュースで毎日目を通してきて、一人の人間として、サッカーに関わる者として、できる限りの予防、対策をしてきました。しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今は他の方々に感染が拡大していないことを心から願うしかできないです」(原文のまま) セレッソによれば、永石は先月28日に37.9度の発熱と食欲不振および倦怠感を覚えた。一夜明けた同29日には、オフだった同22日に食事した3人の友人の一人から、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たという連絡が入ったことで状況が一変した。 自宅待機を続けていたなかで体温も36.2度に下がったものの、濃厚接触者となったことを受けて、大阪府内の病院で同31日にPCR検査を実施。1日になって陽性反応が出たことを受けて、クラブを通じて発表した謝罪の言葉のなかで、友人たちと食事したことを反省している。 「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、基本的に外食、公共交通機関の利用を避け、検温・手洗い・うがい等、できる限りの予防、対策は行なっていました。(中略)新型コロナウイルス感染拡大の状況からみて、参加すべきでなかったと大いに反省しております。大変申し訳ありません」(同)