ソフトバンク・山川穂高を直撃「打てなくても…チームが勝てばいい」プロ11年目で初出場 日本シリーズ開幕
ソフトバンクに今季FAで加入した山川穂高内野手(32)はプロ11年目で初の日本シリーズに出場する。 【写真】城島健司氏から指導を受ける山川穂高 日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでは12打数6安打の打率5割、3本塁打、6打点でMVPを獲得。敵地横浜に乗り込み決戦に挑む胸中を直撃した。 ――練習した印象は 「ホームランは普通に入りやすいのかなという感じがするけど、グラウンドに慣れていないので。守備はゴロは球足がちょっと速いイメージですね」 ――横浜スタジアムでは今年の交流戦で12打数3安打1打点。西武時代の2018年には2本塁打を打っている 「試合数が少ないですし、参考になるほどやっていないので」 ――日本ハムとのCSにスムーズに入っていけたのは 「最初(第1戦の2打席目)に伊藤大海からセンターオーバー(二塁打)を打てた。あれが出てなかったら、あそこまでよくなることはなかった。運もよかったなという部分ももちろんあります。技術的にはタイミングを取ってしっかり打つことだけを意識していました」 ――初めての日本シリーズも変わらずいけそうか 「すんなり入れるかは最初にポンとヒットが出れば。試合数が少ないので、出なかったら流れで(打てずに)いくこともあるかもしれないけど。(日本シリーズということは)意識していないし、まずは自分のベストを尽くして、短期決戦は打てなくてもチームが勝てばいいんで」 (聞き手・塚沢健太郎)