ガンプロの大家健が居酒屋から乱入。9月大会で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎とタッグ結成へ【PPPTOKYO】
蘇生した石川がチョークスラム。三富がダイビングボディーアタックも田中がカット。八須と石川の局面となり、石川がランニングニーから高角度パワーボムで担ぎ上げ、大ピンチの八須がフランケンシュタイナーで返す。そして八須は背中に飛びつきスリーパー。石川はコーナーにぶつけるが八須は離さない。そのまま後ろに倒れ込んでも意地でも離さない八須。石川が何とかロープブレイク。ロープに走った八須を石川はカウンターのみちのくドライバー。田中と三富の攻防を挟み、八須と石川は互いにヒザをついた状態でエルボー合戦。立ち上がった八須がロープに飛ぶが石川はカウンターでショルダータックル。しかしカウントは2。石川はカミゴェからランニングニーで追撃も八須は執念でカウント2で返す。しかし最後は石川がスプラッシュマウンテンでとどめを刺して3カウントを奪った。 八須は前回大会でPPPの総帥・三富兜翔をシングルマッチで破った大門寺の「次は誰だ?」というアピールに真っ先にリングに上がり、対戦要求。しかし大門寺は「お前とシングルをしたい」と八須との対戦を見据えつつも「お前は俺に2回シングルで負けている」などと指摘したうえで、今大会での三富とのタッグ戦を査定試合とすることを宣言していた。
大門寺はメインで大谷譲二と熱戦を展開の末、返り討ちにするとセコンドに就いていた八須を呼び出し「君、俺とシングルやりたいって言ってさ、今日勝ったらシングルやろう、って言ったんだけどさ。負けてない? 主人公だったら勝つんだよ。負けてんじゃねえかよ。タッグで負けた奴がシングルで挑戦できるわけねえだろう」と八須に宣告。 すると、ここで大家が近くにある居酒屋「エビスコ酒場」の仕事着とおぼしき姿で「YouTube見てたらよ、熱くなって、新宿FACEまで来ちまったよ!」とスマホを片手に乱入。大門寺に「おい! 大門寺! ここにいる八須はお前とシングルマッチをやりたいんだろ。なあ、タッグで勝てばいいんだろう? だったら俺と八須が組んで、お前が誰かと組んでタッグマッチで勝ったら、シングルマッチだ!」とまさかの提案。 突然の乱入と思いがけない展開に一瞬ひるんだ大門寺は「それが筋ってもんだな。まあ、この格好で出て来られたら、認めるしかねえんだよ。ずるい野郎だな。次の9月のPPP、八須、大家組対大門寺、エンデル・カラ。こいつとはちょっと腐れ縁みたいなもんで。こいつの日本での成功を俺は望んでいる。団体の代表とMMAとかやってる注目選手だ。こいつらに勝ったらベリーフェイマスレスラー。よし、9月、これでやろう。いいな?」と受諾。思わぬ形で八須と大門寺のタッグ対決が実現することとなった。